美容植物のパワーを活かすコスメ作り

アルテのこだわりコスメ作りへのこだわり

美容植物のパワーを活かすコスメ作り

伝統的な植物療法に敬意を払う

「アルテ」のオーガニックコスメ作りには、伝統的な植物療法の知識が活用されています。
心身の内側からあふれ出る美しさを育み、守るために、じつは何千年前から人々は、自然の植物を観察し、活用してきました。 そして素肌を美しく健康にし、内側から光を放つものを有用な美容植物として選び出してきたのです。

長い歴史のなかで人々は、様々な美容植物のそれぞれの効果効能を知り、そのときどきの肌トラブルを改善するためにどんな植物が適しているのかを確かめ、有益な情報を次世代にも伝えてきました。 それが世界各地で、伝統的な植物療法として残っています。その伝統的な植物療法は、人々が長い時間をかけて、自らの体で試し、生み出したものであるからこそ、安全と言えるのです。

いっぽう現代科学が作り出した新しい成分はともすれば、長く使ううちに問題が出てきたり、思わぬ副作用が出てくることが多くあります。

世界各地で人々が、生活と人生を通じて、研究し蓄積してきた植物療法は、かけがえのない貴重な文化遺産です。

だからこそ先人に感謝しながら、その文化遺産を継承し、人々が発見し、伝えてくれた植物の力を現代のオーガニックコスメの中に活かしたいと、「アルテ」は考えています。

そうすることによって、さらに未来へ向けて、貴重な文化遺産を伝えることができるからです。

いわばオーガニックコスメは、短期間で作られた新しいものではなく、それには長い人々の歴史と知恵が息づいているのです。それゆえに安心安全であるだけではなく、調和的に肌に働きかけて、肌を本来の機能を取り戻させるパワーを秘めているのです。

アルテのこだわり使用する植物へのこだわり

使用する植物にいて

無農薬栽培または野生植物

オーガニックコスメで求められるのは、ひとつひとつの配合素材が健康で力強いパワーに満ちていることです。

健康なパワーに満ちた美容植物は、健康な大地から生まれます。

健康な大地は、さまざまな生き物や微生物に富み、それらが植物の栄養となり、パワーを生み出します。

「アルテ」の植物エキスは、日本の清浄な地域を選び、農薬を使わずに栽培された植物か、または野生植物を原料としています。

現代科学の分析においても、農薬や化学肥料を使わずに、自然な大地で育てられた栽培植物は、ミネラルやビタミンが豊富であることが明らかにされています。

そしてまた野生植物は、ヒトの手を借りずに自立して生きられる力に満ちています。

「アルテ」は、出来上がったオーガニックコスメがパワフルであるためにも、自然の調和に従って育くまれた植物を使っています。

アルテのこだわり植物エキスへのこだわり

植物エキスは、自家製造

抽出溶剤もオーガニック原料にこだわる

「アルテ」は、植物エキスは、原料会社から購入して作るのではなく、自社で製造しています。 その理由は、自社製造することで、植物エキスのキャリーオーバー成分の心配がなくなり、また抽出溶剤もしっかりと選ぶことができるからです。

現在、多くの原料会社では、「BG」を抽出溶剤とした植物エキスが多く作られています。「BG」は、もともと石油由来成分ですが、最近は、植物原料からも作られるようになっています。しかし石油からであろうと、植物からであろうと、出来上がったBGはその性質は同じものであり、自然界にない成分です。

たとえば同じローズエキスであっても、それが「BG」に漬け込んで抽出したものか、あるは自然な溶剤によって抽出したものかによって。そのパワーや働きに大きな差が出てきます。

100%天然成分にこだわる「アルテ」は、植物エキスの抽出溶剤にもこだわり、有機栽培の穀物を原料としたアルコール(エタノール)を選びました。

そしてそのときどきで、自社契約ガーデンで植物を採取して、天然溶剤に漬け込み、植物エキスを作っています。

薔薇やラベンダー、ドクダミ、ユキノシタ、ローズヒップなどなど、その季節を選んで採取し、すぐに天然溶剤に漬け込むことで、植物のパワーが最大限に発揮される植物エキスを作っています。

「アルテ」が作るオーガニックコスメが天然100%であることに徹する理由は、使う人に、本来の植物の力を実感してほしいため、そして自然というものの素晴らしいパワーを知ってほしいからです。

アルテのこだわり天然100%へのこだわり

天然100%へのこだわり

植物の力を発揮させるために合成成分は一切使わない

オーガニック植物原料を使えば、オーガニックコスメができるというわけではありません。

オーガニックコスメ原料を使っていても、その化粧品の保存期間を高めるために合成防腐剤を使ったり、あるいは乳化や洗浄のために合成界面活性剤を使っていては、真の意味でオーガニックコスメとは言えないと「アルテ」は、考えています。

最終的にオーガニックコスメは、天然成分100%で作るべきと「アルテ」は考えています。

せっかくオーガニックで育てた植物の力を十全に生かすためにも、合成成分が入り混じっていては意味がありません。

それは合成成分が、植物のパワーを疎外してしまい、植物が本来の力を十全に発揮することができなくなるからです。

また合成成分そのものが、肌本来の機能を弱めたり、狂わせたりしてしまうからです。

「アルテ」は、化粧品に求められる洗浄や乳化方法、防腐方法において一切の合成成分を使わずに、すべて天然成分のみで仕上げています。

「アルテ」の製品に
使用されている洗浄成分
:石けん、クレイ
「アルテ」の製品に
使用されている乳化成分
:レシチン、イナゴ豆エキス
「アルテ」の製品に
使用されている防腐成分
:ローズマリーエキス、ゆずエキス、レイコノストック/ダイコン発酵エキス

アルテのこだわり成分へのこだわり

成分へのこだわり

「アルテ」の製品に配合されているグリセリンについて

一般的な薬局で販売されているグリセリンは、高濃度に精製されたものです。

その場合、石油から合成されたグリセリンか、または植物から得られたグリセリンの双方の原料があります。

植物から得られたグリセリンであれば、安全性が高いと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。

植物の栽培時に農薬が使われていたり、あるいは遺伝子組み換え植物(大豆やとうもろこしなど)であったり、さらに植物オイルから得られたグリセリンを精製する際に化学的な有機溶剤を使っている場合もあり、その詳細が見えないことがほとんどです。

いっぽう「アルテ」の製品に配合されているグリセリンは、トレーサビリティ―が明らかなものであり、有機栽培の植物から一切の化学的な有機溶剤を使用することなく得られたものです。

「アルテ」では、長野県で有機栽培したひまわりを原料として植物オイルを摂り、それから得られた植物性グリセリンを使用しています。

この植物性グリセリンは、石けんを作る際に、副産物として出てきます。

石けんを作る場合、保湿力を感じさせるために、グリセリンを取り除かない方法もありますが、そうすると、お風呂で溶けやすい石けんになってしまいます。

そのため、石けんを作る際には、ほとんどの場合「塩析」と呼ばれる方法で、石けんが溶けた水溶液に塩を加えて、石けんとグリセリンを分離します。

つまり「塩析」とは、「高濃度の塩の溶液の中で、溶け込むことができなくなった石けんが、水溶液の表面に浮かんでくる」いう働きを利用したものです。いっぽう残った溶液は、グリセリンと塩が残留します。

この残留した溶液を煮詰めていくと、塩の結晶と、茶色の「甘液」と呼ばれる、様々な成分が溶け込んだグリセリンになります。

この「甘液」を、化学溶剤を使うことなく、布などによる簡易ろ過によって処理します。

そのように有機栽培のひまわりから得られる「アルテ」の植物性グリセリンは、通常の濃濃度の純粋なグリセリンと異なり、植物のポリフェノールや色素などを含んでいます。

しかし、こうしたポリフェノールや色素なども、肌の酸化を防いだり、潤いをキープするために役立つものがあるので、より肌にやさしいと言えます。

アルテのこだわり環境へのこだわり

製造でのこだわり

有害物質を使わない製造で環境を守る

「アルテ」は、オーガニック栽培植物原料を使うことで、大地の浄化に貢献できると考えています。

そしてまた製造過程において天然100%のオーガニックコスメにこだわることで、有害物質を排出する不安が一切ないことも、環境保全の視点から重要だと考えています。

人の体が自然なものであることはすぐにわかることですが、人の体にとってダメージになるものは、当然、自然環境にとってもダメージになるのです。

「アルテ」は、本当の美しさを育むことができるのは、人工的なものではなく、自然なものだけと考えています。

「アルテ」が作るオーガニックコスメがオーガニック栽培植物にこだわり、そして天然100%の製造方法こだわるのは、使う人の中にある自然と、そしてあらゆる生命を育むおおいなる自然に、限りない敬意を抱いているからです。

「アルテ」がガラス容器を使っている理由(わけ)は?

「アルテ」のオーガニックコスメの容器は、しばしばガラス容器が使われています。

その理由は、ガラス素材は安定しているため化粧品の変質をより防ぎやすいこと、同時に、廃棄されても、自然界で循環できる素材であるためです。

石油から作られるプラスチック容器は、自然界において循環しにくい素材であるため、様々な汚染の原因になりがちです。 事実、今、世界中の海で、粉々になったプラスチックゴミの汚染が大きな問題となって浮上しています。とくに日本近海は、プラスチックごみが過剰に多く、ほかの海の平均に比して、なんと27倍という数値に達しています。

また石油を燃料や製品の原料として使うことは、二酸化炭素の増大を促進し、地球温暖化問題をさらに深刻なものにしてしまいます。事実、年々、世界中で温度が上昇していますが、それはハリケーンや大雨などの異常気象、海面上昇、農作物の不作などの原因となっています。

とはいえ、現在、まったくプラスチックを使わないということは不可能な時代になっています。ガラス容器のキャップはどうしてもプラスチックになります。またガラス容器は割れることもあるため、お風呂で使うことの多いシャンプーなどには、プラスチック容器を使用せざるを得ません。

プラスチック製品が、世界中で使われるようになったのは、ここ50年ほど前からのこと。それが今、自然界に影を投げかけています。

今後、可能であれば、「アルテ」は、容器も出来る限り自然界に負担をかけない素材にしていきたいと思っています。今後、それをかなえてくれる素材があれば、ぜひ変更していきたいと考えています。