成分へのこだわり

アルテのこだわり成分へのこだわり

成分へのこだわり

「アルテ」の製品に配合されているグリセリンについて

一般的な薬局で販売されているグリセリンは、高濃度に精製されたものです。

その場合、石油から合成されたグリセリンか、または植物から得られたグリセリンの双方の原料があります。

植物から得られたグリセリンであれば、安全性が高いと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。

植物の栽培時に農薬が使われていたり、あるいは遺伝子組み換え植物(大豆やとうもろこしなど)であったり、さらに植物オイルから得られたグリセリンを精製する際に化学的な有機溶剤を使っている場合もあり、その詳細が見えないことがほとんどです。

いっぽう「アルテ」の製品に配合されているグリセリンは、トレーサビリティ―が明らかなものであり、有機栽培の植物から一切の化学的な有機溶剤を使用することなく得られたものです。

「アルテ」では、長野県で有機栽培したひまわりを原料として植物オイルを摂り、それから得られた植物性グリセリンを使用しています。

この植物性グリセリンは、石けんを作る際に、副産物として出てきます。

石けんを作る場合、保湿力を感じさせるために、グリセリンを取り除かない方法もありますが、そうすると、お風呂で溶けやすい石けんになってしまいます。

そのため、石けんを作る際には、ほとんどの場合「塩析」と呼ばれる方法で、石けんが溶けた水溶液に塩を加えて、石けんとグリセリンを分離します。

つまり「塩析」とは、「高濃度の塩の溶液の中で、溶け込むことができなくなった石けんが、水溶液の表面に浮かんでくる」いう働きを利用したものです。いっぽう残った溶液は、グリセリンと塩が残留します。

この残留した溶液を煮詰めていくと、塩の結晶と、茶色の「甘液」と呼ばれる、様々な成分が溶け込んだグリセリンになります。

この「甘液」を、化学溶剤を使うことなく、布などによる簡易ろ過によって処理します。

そのように有機栽培のひまわりから得られる「アルテ」の植物性グリセリンは、通常の濃濃度の純粋なグリセリンと異なり、植物のポリフェノールや色素などを含んでいます。

しかし、こうしたポリフェノールや色素なども、肌の酸化を防いだり、潤いをキープするために役立つものがあるので、より肌にやさしいと言えます。