天然の乳化方法について

通常、クリームの乳化剤として、合成界面活性剤が使われています。しかし合成界面活性剤は、たんぱく質を変性させる働きがあるために、クリームを手に塗ったときはしっとりしながらも、徐々に手の表皮バリアにダメージを与えていきます。その結果、クリームを使えば使うほど、乾燥が慢性化してしまうことも少なくありません。

「アルテ　オーガニック ローズハンドクリーム」は、2年の研究期間をかけて開発した、天然成分のレシチン、ローカストビーンガムなどの乳化方法が使われています。レシチンは、「水添レシチン」のように化学操作をしたものではなく、ピュアなレシチンを使いました。またレシチンの原料である大豆は、遺伝子組換フリーのものを選びました。

天然成分のみの化粧品は、安心安全に加えて、さらに素晴らしいことがあります。それは植物エキスの美容効果が合成成分に邪魔されることなく、十全に発揮されることです。

そのような天然成分にこだわったクリームが、実現できたのには訳があります。

国産オーガニックコスメメーカー「アルテ」は、「日本オーガニックコスメ協会」のプロデュースによって、徹底して、天然成分１００％のオーガニックコスメ製造をする目的として設立された会社です。そのため、化粧品の防腐方法も乳化方法も新たな取り組みに意欲がある製造会社と協力して、天然成分のみで実現するための研究開発を重ねてきました。その成果が、このモイスチャークリームにも、活用されています。