アルテのコスメ
アルテの欠品について
現在の社会では、スピードと便利さを重視し、大量生産と大量廃棄が当たり前になっていますが、「アルテ」は、地球から得た資源を無駄にすることなく大切にしたいと考えております。
「アルテ」では、出来る限り、新鮮なオーガニックコスメをお届けするために、大量に生産をせず、小ロットでの生産を心掛けております。
そのために状況によっては、欠品が起こることもありますが、皆様のご理解を頂ければ幸いです。
アルテのガラス瓶について

「アルテ」では、各種のハーブウォーターやローズローションなど、ガラス瓶を多く使用しています。
ガラス瓶は、珪酸という鉱石が主な成分なので、環境中で循環できる自然素材です。プラスチック容器と異なり、自然を汚染することがないだけではなく、ガラス内の化粧品も長い間、変質することがありません。
たびたびお客様から、「スプレータイプにしてほしい」というお声を頂いておりますが、スプレーのノズルがプラスチックになってしまうため、あえてシンプルなガラス瓶を使用しております。
現状では、すべての容器やキャップを自然素材にすることは不可能ですが、「アルテ」では、出来る限り、地球環境に負担をかけないモノ作りを大切にしております。
「アルテ」は、地球環境と私たちの健康はひとつにつながっていると考えています。
アルテは、コスメの「脱石油」宣言をします

美しい地球環境を守るために、コスメも「脱石油」宣言

アルテは、コスメの「脱石油」宣言をします
もともと『アルテ』は、石油合成成分を一切使わないオーガニックコスメを作るために設立されました。
今、気候変動を止めるために、ついに世界は、石油燃料を止め、「脱炭素」社会に向かって動き出しました。
実は、石油から作られるコスメもまた、気候変動の原因になります。
そんな今だからこそ、アルテは、改めてコスメの「脱石油」宣言をします。
化粧品の原料は石油

残念ながら、未だに知らない人も多いのですが、現代化粧品の主要成分は石油です。
スキンケアからメイク用品、そしてシャンプーに至るまで、水以外は、ほぼ石油由来合成成分というのが、現代の一般的な化粧品です。
石油で作られた化粧品が普及したのはほんの90年前からのことで、それは人類史上、かつてなかった異変と言っていいでしょう。
何千年もの間、化粧品は、植物や鉱石などの自然素材から作られてきました。
では、いったい何故、石油が現代化粧品の主役になってしまったのでしょうか?
石油燃料時代が始まった

現代社会において、大量の石油が使われるようになった始まりは、アメリカのペンシルベニア州でのこと。ここは「石油産業発祥の地」として知られていますが、1859年、世界で初めて機械堀りによる石油の大量採掘をしました。
当初、石油はオイルランプに使う灯り用として需要があったのですが、やがてトーマス・エジソンが電球を発明(1879年)したため、石油の使い道は無くなったかに思われました。
しかし間もなくドイツでガソリン車が実用化され、新たに車の燃料としての石油の需要が広がったのです。以後、石油燃料は世界中に普及していくとともに、石油会社は国際的な大企業へと発展しました。
石油が様々な分野で使われるようになった

石油産業が盛んになってくるとともに、燃料以外の石油の使い道も研究されるようになりました。石油を燃料にする過程で、「ナフサ」という余剰生産物が出てきます。効率的な利益を求める石油会社は「ナフサ」を様々な分野で使うことを目指しました。
その結果、「ナフサ」から作られた合成成分は、農薬、医薬品、洗剤、プラスチック製品、合成繊維、合成塗料などなど。つまり私たちの生活周りのありとあらゆるものが、石油由来の合成成分で作られるようになってしまったのです。
そしてまた化粧品もまた原料として石油が使われるようになったのです。
アメリカで作られた石油原料のメイク用品

世界で初めて化粧品が石油で作られたのは、アメリカの映画産業のメッカ、ハリウッドでのこと。美容アドバイザーとして活躍していたマックス・ファクターは、最初は俳優のために石油原料を使ったメイク用品を作りました。
当時、メイクをすることは一般女性からは敬遠されており、それは芸能人や花柳界の女性専用のものでした。マックス・ファクターは、一般女性を対象としたメイク用品を販売することを思いつき、その製品化に乗り出しました。その結果、出来上がったのが「パンケーキ」でした。「パンケーキ」は、またたく間に全米の女性に普及し、さらに世界中に広がっていったのです。
石油がもたらした環境汚染と気候変動

石油原料は価格も安く、規格化された大量生産には、たいへん適していました。石油化学は、現代社会に素晴らしい豊かさを与えてくれたように思われました。しかしやがて石油製品を使い続けることによって様々な問題が露わになってきました。
アメリカで普及した「パンケーキ」は、まもなく深刻な肌トラブルが社会問題となって浮上しました。女性だけがかかる素肌の病気として「女子顔面黒皮病」がアメリカ中に広がりましたが、その問題は海を越え、「パンケーキ」が普及した日本でも1970年代に大手化粧品メーカーを相手どった訴訟が起こされました。
石油の合成成分が引き起こした問題は、メイクに限らず、あらゆる分野で見られるようになりました。
農薬、洗剤、塗料などの石油の合成成分は、自然界では循環することができないため、土壌、水、大気に及ぶ環境汚染を引き起こすことが明らかになってきたのです。
近年、アレルギーやアトピー症、さらに以前にはそれほど多くなかった疾患が慢性化していますが、それは環境汚染によって起きた体内汚染が関わっています。また年々、すさまじいスピードで動植物の種が絶滅へと追いやられています。
さらに最近では、海のプラスチックゴミ問題が深刻化を増しています。その結果として、年々、魚類などが減少し続けています。
全面的に石油を使わないという選択

そして今、もはや国際社会が目をそらすことが出来なくなっているのが温暖化による気候変動です。化石燃料である石油は、燃料や製品として使えば使うほど、二酸化炭素を放出し続け、その増大によって、年々、地球環境の気温があがり続けているのです。
温暖化は、猛暑、大雨、大雪、極度の乾燥による山火事、ハリケーンなどの異常気象となって、私たちの生活を脅かすまでになっています。
1997年に開催された京都温暖化会議以来、世界は二酸化炭素を減らす「低炭素化」社会をテーマにしてきました。しかしそれでは間に合わないのでは?
そしてついに今、化石燃料である石油を使うことを全面的に止めようという動きが出てきました。ヨーロッパは、この10年以内にガソリン車を廃止する「脱炭素社会」、そして「脱原子力」を目指しています。
コスメも「脱石油」宣言を

今、私たちの生活周りにあふれている石油由来製品を見直すことが求められています。今後は、自然界で循環し、地球環境に負担をかけないモノ作りを目指す必要があります。
これまで『アルテ』は、使う人の素肌の健康を守るために、完全・合成成分フリーの化粧品を作ることに徹してきました。
そして今、気候変動の激化を考えると、もはや石油を私たちの周りの日用品やそして化粧品に使う意味がありません。
『アルテ』は、改めてコスメの「脱石油」宣言をします。
完全に石油フリーの、真のオーガニックコスメを使うことは、自身の素肌と健康を守るだけではなく、気候変動を止めることにも貢献できると『アルテ』は考えています。
2021年、 正真正銘、天然成分100% 真の国産オーガニックコスメ・スキンケアを始めませんか?

曖昧なオーガニックコスメが多い現状
オーガニックコスメを使っているのに、なかなか肌トラブルが改善しないーー
そう思っている人が意外と多いようです。
実は、オーガニックコスメと称していても、かなり合成成分が使われていることがよくあります。
認証マークがついていても合成成分が使われている
ヨーロッパの認証マークがついたオーガニックコスメであっても、防腐剤は、石油原料の合成成分(安息香酸Na,ソルビン酸Kなど)が「使用可」になっているので、完全に合成成分フリーとは言えません。
真のオーガニックコスメ製造を目指す
『アルテ』は、現代のコスメに数多くの石油原料が使われていることに疑問を抱いたことから設立されました。
『アルテ』は、伝統美容植物の力を活用した真の国産オーガニックコスメです。
完全・合成成分フリーであることに徹しているため、植物本来の力が十分に発揮されるコスメです。
2021年、曖昧なオーガニックコスメではなく、正真正銘、本物のオーガニックコスメでスキンケアを始めませんか?
※『アルテ』の製品はすべて天然成分100%であることを保証するJOCAマークを取得しています。
人と環境の健康はひとつにつながっている

「アルテ」は、人が美しく健康に生きていくために、清浄な環境こそが基盤になっていると考えています。
そのために「アルテ」は、出来る限り、自然界で循環できるガラス瓶を使用しています。
「アルテ」は、製造する化粧品が、使う人にとって安心安全であることはもちろん、使い終わった後に環境中に流れても、汚染の不安がないことを目指しています。
昨今は、プラスチック製品による海洋汚染の問題が浮上してきていますが、「アルテ」は、設立当時から容器が環境汚染にならないようにと、出来る限りガラス瓶を使ってきました。
とはいえシャンプーやコンデショナーなど、お風呂場で使うものは、割れる危険性もあるため、プラスチック容器を使用していますが、化粧水類は、ガラス瓶を使用してきました。
「プラスチックのほうが軽いので便利」という声もよく寄せられるのですが、少しでも環境に負担をかけないものをとガラス瓶を続けて使用しています。
ガラス瓶は、自然界で循環できるとともに、中に入っている化粧水も時間の流れの中で変質させにくいという長所があります。
皆様に、「アルテ」のささやかな取り組みにご理解を頂ければ幸いです。
アルテは、真のオーガニックコスメを作り続けています。

アルテのすべての製品は、「日本オーガニックコスメ協会」のJOCAマークを取得しています。JOCAマークは、完全合成成分フリー・天然成分100%であることを保証するものです。

美しくなるために女性が使う化粧品。
でも現代において、自然界にはない合成成分が数多く使われている化粧品が当たり前になっています。石油から作られた合成成分が化粧品の主役になっているのです。実は「化学物質過敏症」を発症する割合は、男性よりも女性が多く、7割という統計も出ています。
「美しさ」のために、女性はより多くの化学物質を体に運び込むきっかけを持っています。
事実、合成成分の化粧品が当たり前になってから、素肌トラブルだけではなく、様々な問題や疾患が、女性たちの間で増え続けています。
それは、女性の中にある大切な海を汚していくことになるのでは?そんな現代の化粧品に対する危惧から、「日本オーガニックコスメ協会」のプロデュースによって「アルテ」は設立されました。
素肌にも体にも負担をかけない化粧品を作りたい
もう一度、古来からの美容植物を主役にした化粧品を作りたい
その思いから、「アルテ」は、現代の化粧品製造の常識に背を向け、まったく合成成分を使わずに化粧品を製造することを決意しました。
合成界面活性剤も合成防腐剤にもたよることなく、ナチュラルな植物の力だけで防腐方法や乳化を実現すること。その理想に対して、「そんなことは不可能だ」、「ありえない」という声があちこちからあがりました。
しかしその「ありえない」ことにチャレンジすることが真に女性の素肌と体を守ることになり、同時に日本のオーガニックコスメの価値をさらに高めることになるはずと「アルテ」は信じていました。
「アルテ」は、世界一厳しい「日本オーガニックコスメ協会」のコスメ基準に従って、化粧品作りを続けてきました。そして製造会社の協力を得ながら長い研究期間をかけて、天然成分だけで、防腐効果が乳化方法を開発し、完全・天然成分のオーガニックコスメを作り続けてきました。
「アルテ」の名前の由来は、古代世界の女神であるアルテミスです。
アルテミスは、夜ごとに姿を変えていく月の女神であるとともに、自然界のあらゆる動植物の命を守り育む森の女神でした。
自然が贈ってくれたピュアな植物の力をもう一度、現代の女性たちの中に呼び戻したい
そして女性の中にあるもうひとつの小さな海を健やかに保ちたい
そんな思いが、「アルテ」のオーガニックコスメには詰まっています。
曖昧ではなく、本物のオーガニックコスメを届けたい
曖昧ではなく、本物のオーガニックコスメを届けたい

オーガニックコスメを使っているのに、「何故か素肌トラブルが多い」と悩んでいる人が意外と多いようです。
オーガニックコスメは天然成分100%と思っている人もよくいます。
でも実は、オーガニックコスメと称していても、けっこう合成成分が入っている製品が多いのが現状です。一見、肌に良さそうな植物エキスが並んでいても、防腐や乳化となると、合成防腐剤や合成界面活性剤が配合されていることがよくあります。
海外のオーガニックコスメ認証マークがついたコスメでも、「安息香酸Na」や「ソルビン酸K」などの合成防腐剤が使われており、天然成分100%というわけではありません。認証マークの基準もいろいろあり、合成成分が「使用可」になっている基準も珍しくありません。
でも合成成分が入り混じったオーガニックコスメを使っていると、結局、合成成分が肌に蓄積し、乾燥肌や肌のくすみ、吹き出物などの肌トラブルが出てきます。
また配合されている美容植物の力も合成成分に邪魔されて、肌に対して本来の良いパワーを発揮することができません。
オーガニックコスメの効果を期待するなら、天然成分100%で作られたものを選んでください。
「アルテ」は、「合成成分なしではコスメは作れない」という現代コスメの製造の常識を超えようという目的を持って設立された会社です。だから乳化方法も防腐方法も、徹底して天然成分のみで実現することを追求してきました。
たとえば「アルテ」の「オーガニッククレンジング」や「ローズモイスチャークリーム」は、乳化が必要なアイテムですが、天然成分のみの乳化剤を使っています。そして防腐剤もまた天然成分のみで実現。つまり製品丸ごと、天然成分100%なのです。「アルテ」のコスメは、すべて自然界で循環できる原料だけで作られています。
「アルテ」のコスメは、天然100%だからこそ敏感肌などの肌トラブルに悩んでいる方にも自信を持っておすすめ出来ます。
人の素肌に良いものは、使った後も環境を汚すことはなく、その点も「アルテ」は、大切なことと考えています。
「アルテ」で、自分にも環境にもやさしい、本物のオーガニックコスメ・スキンケアを始めませんか。
国産オーガニックコスメ「アルテ」の製品はすべて、「日本オーガニックコスメ協会」のJOCA推奨品マークを取得しています。JOCA推奨品マークは、その化粧品が天然成分100%で作られていることを保証しています。
アルテは真のオーガニックコスメをお届けします。
アルテは真のオーガニックコスメをお届けします。
たとえオーガニック植物エキスが使われていても、真のオーガニックコスメとは限りません。
防腐剤も乳化剤も天然成分でなければ、天然100%の真のオーガニックコスメを作ることはできません。
残念ながら、オーガニックコスメと称していても、防腐剤や乳化剤は、合成成分という曖昧な製品が多いのが現状です。
アルテは、真のオーガニックコスメを作ることを目的として設立されました。
天然の防腐剤や乳化剤を長い時間をかけて開発研究し、その成果を活かして製品を作っています。
だから全成分を見るとわかるように、アルテのオーガニックコスメは、オーガニック植物エキスだけではなく、防腐剤も乳化剤も天然成分のみです。
アルテが真のオーガニックコスメにこだわる理由---------------
それは、使う人の自然な美しさと、そしてからだの健康を守ってほしいからです。



国産オーガニックコスメ「アルテ」の製品はすべて、「日本オーガニックコスメ協会」のJOCA推奨品マークを取得しています。JOCA推奨品マークは、その化粧品が天然成分100%で作られていることを保証しています。
美容植物のパワーを活かすコスメ作り

伝統的な植物療法に敬意を払う
「アルテ」のオーガニックコスメ作りには、伝統的な植物療法の知識が活用されています。
心身の内側からあふれ出る美しさを育み、守るために、じつは何千年前から人々は、自然の植物を観察し、活用してきました。
そして素肌を美しく健康にし、内側から光を放つものを有用な美容植物として選び出してきたのです。
長い歴史のなかで人々は、様々な美容植物のそれぞれの効果効能を知り、そのときどきの肌トラブルを改善するためにどんな植物が適しているのかを確かめ、有益な情報を次世代にも伝えてきました。
それが世界各地で、伝統的な植物療法として残っています。その伝統的な植物療法は、人々が長い時間をかけて、自らのからだで試し、生み出したものであるからこそ、安全と言えるのです。
いっぽう現代科学が作り出した新しい成分はともすれば、長く使ううちに問題が出てきたり、思わぬ副作用が出てくることが多くあります。
世界各地で人々が、生活と人生を通じて、研究し蓄積してきた植物療法は、かけがえのない貴重な文化遺産です。
だからこそ先人に感謝しながら、その文化遺産を継承し、人々が発見し、伝えてくれた植物の力を現代のオーガニックコスメの中に活かしたいと、「アルテ」は考えています。
そうすることによって、さらに未来へ向けて、貴重な文化遺産を伝えることができるからです。
いわばオーガニックコスメは、短期間で作られた新しいものではなく、それには長い人々の歴史と知恵が息づいているのです。それゆえに安心安全であるだけではなく、調和的に肌に働きかけて、肌を本来の機能を取り戻させるパワーを秘めているのです。
使用する植物について

無農薬栽培または野生植物
オーガニックコスメで求められるのは、ひとつひとつの配合素材が健康で力強いパワーに満ちていることです。
健康なパワーに満ちた美容植物は、健康な大地から生まれます。
健康な大地は、さまざまな生き物や微生物に富み、それらが植物の栄養となり、パワーを生み出します。
「アルテ」の植物エキスは、日本の清浄な地域を選び、農薬を使わずに栽培された植物か、または野生植物を原料としています。
現代科学の分析においても、農薬や化学肥料を使わずに、自然な大地で育てられた栽培植物は、ミネラルやビタミンが豊富であることが明らかにされています。
そしてまた野生植物は、ヒトの手を借りずに自立して生きられる力に満ちています。
「アルテ」は、出来上がったオーガニックコスメがパワフルであるためにも、自然の調和に従って育くまれた植物を使っています。
植物エキスは、自家製造

抽出溶剤もオーガニック原料にこだわる
「アルテ」は、植物エキスは、原料会社から購入して作るのではなく、自社で製造しています。
その理由は、自社製造することで、植物エキスのキャリーオーバー成分の心配がなくなり、また抽出溶剤もしっかりと選ぶことができるからです。
現在、多くの原料会社では、「BG」を抽出溶剤とした植物エキスが多く作られています。「BG」は、もともと石油由来成分ですが、最近は、植物原料からも作られるようになっています。しかし石油からであろうと、植物からであろうと、出来上がったBGはその性質は同じものであり、自然界にない成分です。
たとえば同じローズエキスであっても、それが「BG」に漬け込んで抽出したものか、あるは自然な溶剤によって抽出したものかによって。そのパワーや働きに大きな差が出てきます。
100%天然成分にこだわる「アルテ」は、植物エキスの抽出溶剤にもこだわり、有機栽培の穀物を原料としたアルコール(エタノール)を選びました。
そしてそのときどきで、自社契約ガーデンで植物を採取して、天然溶剤に漬け込み、植物エキスを作っています。
薔薇やラベンダー、ドクダミ、ユキノシタ、ローズヒップなどなど、その季節を選んで採取し、すぐに天然溶剤に漬け込むことで、植物のパワーが最大限に発揮される植物エキスを作っています。
「アルテ」が作るオーガニックコスメが天然100%であることに徹する理由は、使う人に、本来の植物の力を実感してほしいため、そして自然というものの素晴らしいパワーを知ってほしいからです。
天然100%へのこだわり

植物の力を発揮させるために合成成分は一切使わない
オーガニック植物原料を使えば、オーガニックコスメができるというわけではありません。
オーガニックコスメ原料を使っていても、その化粧品の保存期間を高めるために合成防腐剤を使ったり、あるいは乳化や洗浄のために合成界面活性剤を使っていては、真の意味でオーガニックコスメとは言えないと「アルテ」は、考えています。
最終的にオーガニックコスメは、天然成分100%で作るべきと「アルテ」は考えています。
せっかくオーガニックで育てた植物の力を十全に生かすためにも、合成成分が入り混じっていては意味がありません。
それは合成成分が、植物のパワーを疎外してしまい、植物が本来の力を十全に発揮することができなくなるからです。
また合成成分そのものが、肌本来の機能を弱めたり、狂わせたりしてしまうからです。
「アルテ」は、化粧品に求められる洗浄や乳化方法、防腐方法において一切の合成成分を使わずに、すべて天然成分のみで仕上げています。
- 「アルテ」の製品に使用されている洗浄成分
- 石けん、クレイ
- 「アルテ」の製品に使用されている乳化成分
- レシチン、イナゴ豆エキス
- 「アルテ」の製品に使用されている防腐成分
- ローズマリーエキス、ゆずエキス、レイコノストック/ダイコン発酵エキス
成分へのこだわり

「アルテ」の製品に配合されているグリセリンについて
一般的な薬局で販売されているグリセリンは、高濃度に精製されたものです。
その場合、石油から合成されたグリセリンか、または植物から得られたグリセリンの双方の原料があります。
植物から得られたグリセリンであれば、安全性が高いと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
植物の栽培時に農薬が使われていたり、あるいは遺伝子組み換え植物(大豆やとうもろこしなど)であったり、さらに植物オイルから得られたグリセリンを精製する際に化学的な有機溶剤を使っている場合もあり、その詳細が見えないことがほとんどです。
いっぽう「アルテ」の製品に配合されているグリセリンは、トレーサビリティ―が明らかなものであり、有機栽培の植物から一切の化学的な有機溶剤を使用することなく得られたものです。
「アルテ」では、長野県で有機栽培したひまわりを原料として植物オイルを摂り、それから得られた植物性グリセリンを使用しています。
この植物性グリセリンは、石けんを作る際に、副産物として出てきます。
石けんを作る場合、保湿力を感じさせるために、グリセリンを取り除かない方法もありますが、そうすると、お風呂で溶けやすい石けんになってしまいます。
そのため、石けんを作る際には、ほとんどの場合「塩析」と呼ばれる方法で、石けんが溶けた水溶液に塩を加えて、石けんとグリセリンを分離します。
つまり「塩析」とは、「高濃度の塩の溶液の中で、溶け込むことができなくなった石けんが、水溶液の表面に浮かんでくる」いう働きを利用したものです。いっぽう残った溶液は、グリセリンと塩が残留します。
この残留した溶液を煮詰めていくと、塩の結晶と、茶色の「甘液」と呼ばれる、様々な成分が溶け込んだグリセリンになります。
この「甘液」を、化学溶剤を使うことなく、布などによる簡易ろ過によって処理します。
そのように有機栽培のひまわりから得られる「アルテ」の植物性グリセリンは、通常の濃濃度の純粋なグリセリンと異なり、植物のポリフェノールや色素などを含んでいます。
しかし、こうしたポリフェノールや色素なども、肌の酸化を防いだり、潤いをキープするために役立つものがあるので、より肌にやさしいと言えます。
製造でのこだわり

有害物質を使わない製造で環境を守る
「アルテ」は、オーガニック栽培植物原料を使うことで、大地の浄化に貢献できると考えています。
そしてまた製造過程において天然100%のオーガニックコスメにこだわることで、有害物質を排出する不安が一切ないことも、環境保全の視点から重要だと考えています。
人のからだが自然なものであることはすぐにわかることですが、人のからだにとってダメージになるものは、当然、自然環境にとってもダメージになるのです。
「アルテ」は、本当の美しさを育むことができるのは、人工的なものではなく、自然なものだけと考えています。
「アルテ」が作るオーガニックコスメがオーガニック栽培植物にこだわり、そして天然100%の製造方法こだわるのは、使う人の中にある自然と、そしてあらゆる生命を育むおおいなる自然に、限りない敬意を抱いているからです。

「アルテ」がガラス容器を使っている理由(わけ)は?
「アルテ」のオーガニックコスメの容器は、しばしばガラス容器が使われています。
その理由は、ガラス素材は安定しているため化粧品の変質をより防ぎやすいこと、同時に、廃棄されても、自然界で循環できる素材であるためです。
石油から作られるプラスチック容器は、自然界において循環しにくい素材であるため、様々な汚染の原因になりがちです。
事実、今、世界中の海で、粉々になったプラスチックゴミの汚染が大きな問題となって浮上しています。とくに日本近海は、プラスチックごみが過剰に多く、ほかの海の平均に比して、なんと27倍という数値に達しています。
また石油を燃料や製品の原料として使うことは、二酸化炭素の増大を促進し、地球温暖化問題をさらに深刻なものにしてしまいます。事実、年々、世界中で温度が上昇していますが、それはハリケーンや大雨などの異常気象、海面上昇、農作物の不作などの原因となっています。
とはいえ、現在、まったくプラスチックを使わないということは不可能な時代になっています。ガラス容器のキャップはどうしてもプラスチックになります。またガラス容器は割れることもあるため、お風呂で使うことの多いシャンプーなどには、プラスチック容器を使用せざるを得ません。
プラスチック製品が、世界中で使われるようになったのは、ここ50年ほど前からのこと。それが今、自然界に影を投げかけています。
今後、可能であれば、「アルテ」は、容器も出来る限り自然界に負担をかけない素材にしていきたいと思っています。今後、それをかなえてくれる素材があれば、ぜひ変更していきたいと考えています。