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今年もオーガニック植物エキスを作りました!
今年もオーガニック植物エキスを作りました!

『アルテ』は、自社でオーガニック植物エキスを作っています。
その理由は、本当に安心安全で効果効能もある植物エキスを作りたいからです。
植物エキス=天然成分ではない?!
化粧品の全成分を見たとき、植物エキスとあれば、天然成分と思ってしまいます。
でも実は、植物エキス=天然成分とは言えない現状があります。
植物エキスは、植物と抽出溶剤から構成されています。抽出溶剤は、オーガニックコスメの場合、アルコール、グリセリン、各種植物オイル、などの天然成分になります。
しかし一般的なコスメの場合、原料会社が販売している植物エキスを購入しているのですが、その抽出溶剤として、合成成分のBG、ペンチレングリコールがよく使われます。BGやペンチレングリコールには、防腐効果もあるため、腐らない植物エキスが作れるため販売にとって好都合だからです。
植物エキスというと、天然成分というイメージがありますが、合成溶剤で抽出された場合、BGやペンチレングリコールの中にいくつかの植物に含まれる成分が溶け込んでいる状態なので、天然成分というよりむしろ合成成分と見るべきです。
原料会社の植物エキスの抽出溶剤として、水が使われることもありますが、保存性を高めるために、パラベンやフェノキシエタノールなどの合成防腐剤が添加されています。しかしこれらの防腐剤は、キャリーオーバー成分として全成分に記載する必要がありません。
また原料会社の植物エキスの抽出溶剤としてアルコールが使われることもありますが、その場合、飲用アルコールとしての酒税がかからない変性アルコールがよく使われており、メタノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケトンなどの合成成分がアルコールに加えられています。
水やアルコールで抽出された原料会社の植物エキスには、合成成分が含まれているわけですが、全成分ではただ植物エキスとして表示されるため、消費者側には、ピュアな天然成分として見られてしまうのです。
毎年、自社スタッフで植物エキスを作っています。

『アルテ』は、「本当に安心安全、合成成分完全フリーの植物エキスは、自社スタッフで作るしかない」という結論に達しました。
というわけで、毎年6月中旬、長野県のハーブガーデンに行き、みんなで植物エキスを作るのが恒例になりました。
美しいアルプスの山々に囲まれたオーガニックハーブガーデン。スタッフが手で一つ一つ摘み取ったハーブは、有機栽培の穀物から作ったアルコールに漬け込みをします。
『アルテ』の植物エキスは、正真正銘、完全に合成成分フリー。だからこそ安心安全であるだけではなく、植物の効果がストレートに使う人の肌に届きます。
心地よい香りに包まれて、ラベンダーや薔薇、スイカズラ、メリッサ、カミツレなどのハーブを摘み取る作業は、至福の時間です。
『アルテ』の植物エキスは、安心安全というだけではなく、そんな時間の幸せなエネルギーも入っているのではと思います。

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